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生ける屍の結末──「黒子のバスケ脅迫事件の全真相」

ついに明らかになった「黒子のバスケ」脅迫事件の真相!8月21日に実刑判決の出た「黒子のバスケ」脅迫事件の渡邊博史被告が獄中で書き下ろした衝撃手記。自らを「無敵の人」と称し、幼少からのいじめや虐待を告発するなどして大きな社会問題になった渡邊被告だが、起訴内容は全面的に認めたため、裁判では事件の経緯や真相についてはほとんど語られなかった。1年余にわたって繰り広げた犯行の詳細や事件の真相は、今この本によって初めて明らかにされる。
価格 : 1,650円(税込)
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●第1部 「黒子のバスケ」脅迫事件の真相
第1章 事件前夜   
東日本大震災/生活費稼ぎと学歴詐称/自殺念慮と「黒子のバスケ」/誕生日に知った「アニメ化決定」/デイトレと幻聴と幻覚/
第2章 上智事件   
事件の計画/戸山高校と上智大学の下見/喪服の死神/2ちゃんねるでの犯行声明/犯行の下準備/四ツ谷駅での職務質問/犯行声明/上智大学突入/他
第3章 大阪脅迫生活 
初めてのドヤ/大阪初脅迫/ジャンプフェスタ/会場周辺を攻める/やはり母親の顔は見たくなかった/「黒子のバスケ」から逃れられない/他
第4章 ウエハス事件 88
どこに行っても「黒子のバスケ」/ウエハス発見/ウエハス事件の犯行準備/ウエハス入手と下見の旅/大量の脅迫状を投函/他
第5章 投了
娑婆での最後の夜/終わりへの驀進/逮捕、そして意味不明の笑い/留置場ですら無意味にときめく/自分が起訴された7つの事件/他

第6章 藤巻忠俊先生へ
●第2部 裁判で明らかになったこと
第7章 冒頭意見陳述  152
第8章 生い立ち  168
いじめ/「ヒロフミ」という身分/ジャンプのマンガ/バスケ/両親殺害計画/被虐うつ/上智大学/同人誌/夢を見ているという設定/新宿/父親/母親
第9章 最終意見陳述  234
冒頭意見陳述は撤回したい/「社会的存在」と「生ける屍」/「努力教信者」と「埒外の民」/地獄だった小学校の6年間/「キズナマン」と「浮遊霊」/他
●第3部 解説
第10章 渡邊博史さんへ―最終意見陳述を読んで  香山リカ  308
第11章 弱化した若者を表すキーワード  斎藤環
第12章 「黒子のバスケ」脅迫犯から届いた手紙  篠田博之

あとがき

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