鈴木邦男
ISBN 978-4-904795-48-4
定価 1500円+税
四六判
304頁
日本社会の思想の座標軸が右に大きく振れる中で、鈴木邦男さんの立ち位置はますます貴重になっています。かつては「新右翼の論客」とされながら、最近はネトウヨやヘイトスピーチを批判し、「日本会議」について論評するという、むしろリベラルなスタンスで知られるようになっています。その鈴木さんのこの何年かの歩みをたどり、言論に対する覚悟という変わらぬ信念から日本の状況を語ったのが本書です。この数年の鈴木さんの立ち位置の変遷が大きなテーマになっているため、「言論の覚悟 脱右翼篇」という書名にしました。
「右」も「左」も乗り超えた鈴木邦男が現状に斬りこんだ! 今の日本の状況は「右傾化」ではない。単なる「後戻り」だ。