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ドキュメント 雨宮☆革命

ISBN 978-4-904795-09-5
2011年5月16日発行
定価 1,575円

この数年間、日本社会の格差拡大を背景に、ワーキングプアと呼ばれる貧困層の増大が大きな社会問題になっています。この問題の象徴的存在といえば、湯浅誠氏と並んで、雨宮処凛さんが第一人者です。ゴスロリファッションという独特のいでたちもあって注目されていましたが、この1〜2年は厚生労働省の研究会の委員に任命されるなど、貧困問題のシンボルになりつつあります。
本書は、その雨宮さんが月刊『創』で3年間連載してきたものをまとめたもので、貧困問題の渦中で雨宮さんが奮闘してきた激動の日々のドキュメントです。それは同時に、この何年かの日本社会のドキュメントでもあります。

価格 : 1,650円(税込)
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<目次より>
第1章 怒涛の「貧乏」連帯 生きづらさライオット!!
メンヘル系問題とプレカリアート運動 もう自分たちで助け合うぞ!
ただ「生きのびる」ために
「お前は革命家になるしかない」
「世代間闘争」問題 ゴールデンメーデーウィーク!!
初めてのピースボート
怒涛のメーデー・ウィーク、無事終了!
G8サミットと万国のプレカリアート
G8キャンプ「もうひとつの世界」
ネオリベさん被害報告の数々

第2章 麻生邸ツアー「逮捕」事件
貧困からの犯罪
貧乏人、歩いただけで逮捕!!
日本一安いネットカフェにて
年越し派遣村と「ないかくだとう」
「労働」「生存」を問い返す
六十億のプレカリアート
ホームレスの定義を巡って
日韓連帯メーデーと「ヨンサン」の闘い
「将来、ホームレスになると思いますか?」
向き合ってこなかった数々の問題
私の会った「大臣」たち

第3章 民主党政権と派遣村
湯浅さんが「内閣府参与」に
刑務所からの投書と「デビュー10周年」
ナショナルミニマム研究会
公設派遣村とバッシング
生活保護を巡る裁判
広義のホームレス調査と「老後難民」
「ネットカフェ難民」経験者の違和感
マツダの事件とある「試算」
プレカリアートの反撃カルチャー

第4章 この国のいびつさ
猛暑の中の「子ども置き去り」事件
命の値段、命の格差
まったく参考にならない私の「就活」
若者ホームレス白書
ひきこもり、世界一周の旅に出る
「ニート祭り」に参加して
「ちゃんと悲しむ」ことの大切さ
あとがき

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